近代ポーランド史の固有性と普遍性 : 跛行するネイション形成
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近代ポーランド史の固有性と普遍性 : 跛行するネイション形成
彩流社, 2019.11
- Other Title
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Specificity and universalism of Polish history in the 19th century : the changing paths of the formation of modern peoples
Specyfika i uniwersalizm dziejów Polski w XIX wieku : zmienne drogi kształtowania się nowoczesnych narodów
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キンダイ ポーランドシ ノ コユウセイ ト フヘンセイ : ハコウ スル ネイション ケイセイ
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Note
その他タイトルは英文要旨による
ポーランド語・英語の要約あり
参考文献一覧: 巻末p61-76
Description and Table of Contents
Description
大国に囲まれたポーランド。近代国家形成を支えるナショナリズムが錯綜する複雑な諸相を読み解き、世界史と連動する固有性と普遍性を考察!ウィーン体制という国際秩序の動揺と破綻、帝国主義の時代、第一次世界大戦から第二次世界大戦にかけてナショナリズムが破滅的に肥大成長を遂げる歴史過程を、すなわちポーランド分割から現代に至る壮大な歴史過程を俯瞰し、ポーランド近代史の学説史の流れを批判的に取り入れながら新たなるポーランド史のイメージを展開する。
Table of Contents
- ポーランド分割をめぐる歴史空間
- ポーランド歴史思想史における悲観論と楽観論
- アダム・イェジィ・チャルトリィスキ公のヨーロッパ構想
- 大亡命—対決の時代—アダム・チャルトリィスキ公vs.ニコライ一世
- チャルトリィスキ派とカロル・ホフマンの歴史研究
- 亡命ポーランドの東方バルカン政策
- ミハウ・チャイコフスキのウクライナ思想
- “ロシア人はスラヴに非ず”—フランチシェク・ドゥヒンスキの人種理論
- トルコ・アーリア主義—コンスタンティ・ボジェンツキの政治思想
- ヨーロッパ共和主義運動の予言者—ルドヴィク・ミエロスワフスキ
- ロシア:ジャコバン派の影の組織者—カスペル・ミハウ・トゥールスキの革命独裁論
- 有機的労働論—農民解放をめぐる論争から
- 「歴史は生活の師」—道化師たちの精神的指導者ヴァレリアン・カリンカ
- 世界史に連動するネイション形成
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