いのちのかたち : 時空を超える唐草
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いのちのかたち : 時空を超える唐草
東方出版, 2020.1
- タイトル読み
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イノチ ノ カタチ : ジクウ オ コエル カラクサ
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内容説明・目次
内容説明
古代インドで万物創生の華として信仰された蓮。数千年にも及ぶ蓮に対する人々の想いは、見えない世界でうごめく根源の「いのちのかたち」を現世に顕現させた。インド・グプタ期に誕生したエネルギー形象・「グプタ式唐草」は、しなやかに変容をくりかえしながら東伝し、各地の美意識や信仰と交じりあっていく。まるで水が大地にしみこむように。仏教の「蓮華化生」の源流ともなった、永続するいのちのかたちの時空を超えた旅の軌跡。
目次
- 序論 唐草の神秘に魅せられて
- 第1章 ストゥーパの蓮華意匠—大蓮華から拡がるいのちの世界(バールフット欄楯浮彫装飾;サーンチー第二塔欄楯浮彫装飾;ボードガヤー聖地を囲む欄楯の蓮華意匠 ほか)
- 第2章 グプタ式唐草の世界—本源からのメタモルフォーシス(グプタ式唐草の登場;グプタ式唐草の顕現;エネルギーの核—此岸と彼岸の媒介者 ほか)
- 第3章 拡がるいのちのかたち—グプタ式唐草の東伝(絲綢之路;中国;朝鮮半島 ほか)
「BOOKデータベース」 より