ド・ロ神父 : 世界遺産出津の福祉像
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ド・ロ神父 : 世界遺産出津の福祉像
(片岡弥吉全集 / 片岡弥吉著, . 別冊||ベッサツ)
智書房 , 星雲社 (発売), 2019.11
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ド・ロ神父 : 世界遺産出津の福祉像
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ド ロ シンプ : セカイ イサン シツ ノ フクシゾウ
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Note
「ある明治の福祉像」(日本放送出版協会 1977年刊)の改題、新装
Description and Table of Contents
Description
よみがえる国境を越えた人類愛。ノルマン貴族のフランス人ド・ロ神父が来日したのが慶応四年、そして長崎の出津に赴任したのが明治十二年、それから大正三年帰天するまで一度も故郷に帰ることなく、この地の貧しいキリシタンのために生涯を捧げた彼は、いまも静かにこの地に眠っている。救助院、診療所、網すき工場、出津天主堂、大野天主堂、それらはいまや世界遺産となり、広範な活動を物語る遺品はド・ロ記念館に展示されている。その中には建築土木工具から糸車、紡いだ糸も、織った布も、農耕具、初めて日本に導入した石版印刷本、医療器具などがあり、それら全てにド・ロ神父のあふれる愛を感じることができる。
Table of Contents
- ノルマンディ、ウォスロール村で
- 日本への旅立ち—当時の日本キリシタン
- 印刷・出版事業
- 最初の医療救護活動
- 孤児養育の使命と十字会
- 外海の土地と人びと
- 社会福祉と聖ヨゼフ会
- 農業と漁業のすすめ
- 外海での医療救護活動
- 有能な建築技師
- 土木技師
- ド・ロさまの移住開拓事業
- ド・ロさまの人がら
- 故郷恋しからずや
- 聖者の死—その労空しからず
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