「無調」の誕生 : ドミナントなき時代の音楽のゆくえ

書誌事項

「無調」の誕生 : ドミナントなき時代の音楽のゆくえ

柿沼敏江著

音楽之友社, 2020.2

タイトル別名

無調の誕生 : ドミナントなき時代の音楽のゆくえ

タイトル読み

「ムチョウ」 ノ タンジョウ : ドミナント ナキ ジダイ ノ オンガク ノ ユクエ

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注記

参考文献: 巻末p30-43

注: 巻末p1-29

内容説明・目次

内容説明

調性が崩壊せず、“無調”も実在しないとしたら…20世紀以降の音楽にほんとうは何が起こったのか?音の縦の関係性を軸に、音楽史の再検討を迫る画期的論考。

目次

  • プロローグ—ドミナントなき時代
  • 第1章 「無調」とは何だったのか
  • 第2章 シェーンベルクを読み直す
  • 第3章 無調と調性の間
  • 第4章 無調と調性の修辞学
  • 第5章 クルシェネクの「転向」(無調の政治学1)
  • 第6章 もうひとつのダルムシュタット(無調の政治学2)
  • インテルメッツォ—ニコラス・ナボコフと「無調」
  • 第7章 隠れた水脈—八音音階という魔術
  • 第8章 調性の回路
  • 第9章 音律と倍音がつくる世界
  • 第10章 時間の軌道
  • エピローグ—中心のない現代

「BOOKデータベース」 より

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