古代寺院の生き残り戦略 : 資財帳が語る平安時代の広隆寺
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古代寺院の生き残り戦略 : 資財帳が語る平安時代の広隆寺
柳原出版, 2020.1
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コダイ ジイン ノ イキノコリ センリャク : シザイチョウ ガ カタル ヘイアン ジダイ ノ コウリュウジ
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Note
参考文献: p232-242
Description and Table of Contents
Description
律令国家に翳りが見えた時、文化基盤となる古代寺院も最初の危機に立つ。それを克服する新規事業と原点回帰を資財帳から読み解く。
Table of Contents
- 序章 太秦広隆寺の創建と再建
- 第1章 資財帳にみる広隆寺再建の背景(寺院資財帳とは何か;広隆寺資財帳の構成と成立年代;平安前期における広隆寺領の変貌;平安前期における広隆寺の造営・経営・布教活動)
- 第2章 平安前期における広隆寺の建物施設(金堂院と講堂;僧院・食堂院・政所院の復元;別院の復元;広隆寺創建伽藍と再建伽藍と現状伽藍)
- 第3章 広隆寺が平安前期におこなった法会(法会対象の仏像と法会で使う道具;大般若会—金堂でおこなった伝統的法会;布薩—講堂でおこなった伝統的法会;仏名会—講堂と金堂でおこなった新しい法会;消えた伝統的法会—潅仏会の行方)
- 第4章 まとめ—古代寺院はどのようにして生き延びたか(平安前期における広隆寺の変貌;以後の広隆寺における宗教行事;平安後期以降における広隆寺の再出発—古代寺院の明暗をわけたもの)
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