世界史としての第一次世界大戦
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世界史としての第一次世界大戦
(宝島社新書, 563)
宝島社, 2020.2
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セカイシ トシテノ ダイイチジ セカイ タイセン
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Note
その他の著者: 山室信一, 小野塚知二, 柴山桂太 ほか
参考文献あり
Description and Table of Contents
Description
日本人の多くは第二次世界大戦には興味があっても、第一次世界大戦にはほとんど興味を示さない。しかし現在、ポピュリズムの台頭、グローバリズムの限界、ナショナリズムの隆盛と、世界は第一次世界大戦の前夜に非常に似てきた。今こそ日本人も、第一次世界大戦を再検証すべき時が来ているのではないか。第一次世界大戦では、少なくとも軍関係で八五〇万人、さらに民間人を加えると一六〇〇万人が亡くなったと言われる。本書では、ここ数年の最先端の研究を踏まえて、各専門家に第一次世界大戦を分析してもらった。世界が変わりつつある今こそ知っておきたい現代史である。
Table of Contents
- 第1章 第一次世界大戦史(大戦史 第一次世界大戦とは何だったのか?;通説ではわからない!第一次世界大戦の原因を読み解く;多大な影響を与えた日本にとっての第一次世界大戦)
- 第2章 現代を読み解く鍵としての第一次世界大戦(シギント(電子諜報)の誕生と発達を生み出した第一次世界大戦のスパイ活動;グローバリゼーションの失敗を読む 第一次世界大戦と現代;ポピュリズムとナショナリズム 一九一〇年代と現在共通する3つのリスク)
- 第3章 時代を変えた第一次世界大戦(フロイト、ユング、アドラー 第一次世界大戦が心理学者に与えた影響;急速に進んだ女性の社会進出と第一次世界大戦)
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