価値生理学序論 : 坂口安吾、太宰治、亀井勝一郎を読み解くことから

書誌事項

価値生理学序論 : 坂口安吾、太宰治、亀井勝一郎を読み解くことから

田中健滋著

青弓社, 2019.12

タイトル別名

価値生理学序論 : 坂口安吾太宰治亀井勝一郎を読み解くことから

タイトル読み

カチ セイリガク ジョロン : サカグチ アンゴ ダザイ オサム カメイ カツイチロウ オ ヨミトク コト カラ

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内容説明・目次

内容説明

同時期にいずれも日本の北方の富裕な家庭に生まれた坂口安吾、太宰治、亀井勝一郎の3人に焦点を当てて、それぞれの思想や理念を丁寧に整理して、彼らの価値観のなかに生物生理的な基準があることを考察する。さらにその基準が時代、地域、学問領域を超えて普遍的に存在する、人間の価値観の起源のひとつであることを検証する。

目次

  • 第1部 坂口安吾と太宰治と亀井勝一郎(青少年期までの亀井勝一郎と坂口安吾;青少年期までの二人の軌跡からの「対人ストレス耐性」の導入;対人ストレス耐性大である亀井;対人ストレス耐性小か無である安吾;太宰の生い立ちと青春期まで—対人ストレス耐性中と推定;「対人ストレス耐性中」についての一般論;青年期以降の太宰の軌跡—対人ストレス耐性中;亀井、太宰、安吾の相互批評—対人ストレス耐性大/中/小か無の相互批評)
  • 第2部 世界へそして現代へ(「価値生理学」序論—「対人ストレス耐性三類型論」がもつ意義;「対人ストレス耐性三類型論」の応用—日本近現代文学;「対人ストレス耐性三類型論」の応用—世界の哲学、思想;「対人ストレス耐性三類型論」の応用—現代日本の哲学、思想;「価値生理学」序論—「対人ストレス耐性三類型論」のまとめ)

「BOOKデータベース」 より

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