動物たちの悲鳴が聞こえる
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動物たちの悲鳴が聞こえる
(ワニブックス「Plus」新書, 285 . それでも命を買いますか? / 杉本彩著||ソレデモ イノチ オ カイマスカ ; 続)
ワニ・プラス , ワニブックス (発売), 2020.2
- タイトル読み
-
ドウブツ タチ ノ ヒメイ ガ キコエル
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内容説明・目次
内容説明
2019年、動物愛護法が改正され、動物虐待の厳罰化が実現した。この改正のプロセスに、積極的にそして深くかかわってきたのが、著者と著者が理事長を務める、公益財団法人動物環境・福祉協会Evaである。ペットビジネスの闇に深く切り込んだことで衝撃を与えた前作『それでも命を買いますか?』から4年、Evaの歩みのなかから浮かび上がってきた動物たちをめぐる、いまだ終わらない過酷な状況を多くの方々に知ってもらうべく、再び著者は筆をとった。「動物にやさしい社会は、人間にとってもやさしい社会」という著者のまっすぐで真っ当なメッセージは、まさにこの国の「今」を問い直す言葉に他ならない。
目次
- 第1章 この国の動物を取り巻く“2つの事情”(ネットにはびこる“虐待自慢”—SNS社会が動物を殺す;行政は動物を殺さなくなったのか—殺処分ゼロを考える)
- 第2章 動物愛護法改正、その評価と課題—何が変わり、何が変わらなかったのか(「厳罰化」への道1—現行法の限界を痛感した事件;「厳罰化」への道2—あきらめない思いと“25万筆の署名”が生んだ奇跡 ほか)
- 第3章 「かわいい」の向こう側に巣食う闇—そこに命の尊厳はあるか(いまだ終わらないペットショップでの悲劇;テレビ番組の無自覚という罪—動物は「視聴率を稼ぐ道具」ではない;日本の動物園は、学びの場か、見世物小屋か)
- 第4章 人間のために失われる“命”に感謝と尊厳を—アニマルウェルフェア(畜産動物、実験動物という「崩せない牙城」—法改正でも置いてけぼり;動物ファーストの畜産を—アニマルウェルフェアを知っていますか ほか)
「BOOKデータベース」 より