連続と断絶 : ホワイトヘッドの哲学
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連続と断絶 : ホワイトヘッドの哲学
人文書院, 2020.1
- タイトル読み
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レンゾク ト ダンゼツ : ホワイトヘッド ノ テツガク
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注記
学位請求論文「ホワイトヘッド形而上学における存在者の連続性と非連続性について」(中央大学, 2018年) をもとにしたもの
参考文献 :p312-321
内容説明・目次
内容説明
孤高の哲学者アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド。事物の有機的連関を重視し、恐るべき密度と宇宙的壮大さを併せ持つその思想は、長らく哲学界の傍流であった。しかし、現在、思弁的実在論、オブジェクト指向哲学など、21世紀の思想潮流のなかで再び注目されている。本書は、これまで事物の連続性が重視されてきたホワイトヘッド哲学に、存在の深き断絶の契機を見出し、ハーマン、メイヤスーとの比較をふまえ、その哲学の全体性と独自性を描き直してゆく。光も届かぬ存在の彼方、想像力の彼方、宇宙の彼方へと哲学を導く、闇の形而上学の誕生。
目次
- 第1章 連続的な宇宙—実体の哲学から有機体の哲学へ
- 第2章 実体と関係—オブジェクト指向哲学と有機体の哲学
- 第3章 生成の起源と終極における断絶—多性と新しさについて
- 第4章 同時的なものとの断絶—因果的独立について
- 第5章 未来との断絶—宇宙時代について
- 第6章 体系を撹乱する実在との断絶—思弁哲学について
- 結論
「BOOKデータベース」 より