児童文学と「わたし」
著者
書誌事項
児童文学と「わたし」
同時代社, 2019.12
- タイトル読み
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ジドウ ブンガク ト ワタシ
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注記
旧姓: 柴田
内容説明・目次
内容説明
児童文学は、時代を映し、時をつなぎ、人をつくり、「わたし」を創る—。
目次
- 第1章 「わたし」の視点から(児童文学とは—その一つの視点;松谷みよ子論;民話における再話の問題点;児童文学と原爆覚え書;作品にみる戦争観—長崎源之助の場合;日常生活の延長上に位置するもの—「フリスビーおばさんとニムの家ねずみ」;幼年文学の現況;七〇年代の新人作家たち—さまざまな顔、さまざまな中で;「宿題ひきうけ株式会社」吉田足日 作)
- 第2章 宮沢賢治と「わたし」の視点(宮沢賢治のファンタジー—その能動性について;「オッペルと象」—賢治研究;グスコーブドリの伝記について)
- 第3章 宮口しづえ—作家と作品(宮口しづえ—童話の世界;「ゲンと不動明王」を中心に—宮口しづえの作品世界;「箱ひばちのおじいさん」;街道端での宮口さん)
- 第4章 伝えおきたい作家と作品(「赤毛のポチ」;「ぼうしさんのかくれんぼ」;自然との一体化—北村けんじ作品論;「ぼくは逃げない」;「ある子馬裁判の記」;「小さな魚」)
「BOOKデータベース」 より