攻防から読み解く「土」と「石垣」の城郭

書誌事項

攻防から読み解く「土」と「石垣」の城郭

風来堂編

(じっぴコンパクト新書, 370)

実業之日本社, 2019.11

タイトル読み

コウボウ カラ ヨミトク ツチ ト イシガキ ノ ジョウカク

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注記

武田・徳川の高天神城を巡る攻防年表: p103

参考文献: p190-191

内容説明・目次

内容説明

戦国期から江戸初期にかけて、全国各地で築かれた数千とも数万ともいわれる城。地形的制約と闘いながら知恵を絞って編み出された土塁や空堀、虎口、土橋、石垣。生き馬の目を抜く戦国時代において磨かれた築城技術は、それぞれの地域や武家によって、持つ目的によっても異なっていた。その城をいかに守ろうとしたのか、攻めるならどこが弱点なのか。各城の軍事施設としての構造的特徴を読み解くことで、それらが浮かび上がってくる。

目次

  • 巻頭対談 西股総生×乃至政彦—日本一の堅城はどこだ?構造と実戦の結果から探る
  • 第1章 「土」と「石垣」の城の基礎知識(土の城の時代にも石垣はあった 石垣はどうして造られた?;山城は意外と低い場所にある?高低差を活かした障害と眺望 ほか)
  • 第2章 実戦分析から見えてくる堅い城・脆い城(小谷城・長谷堂城—「落城したか否か」の史実のみではその城の真の実力は見抜けない?;七尾城・月山富田城・吉田郡山城—山全体を要塞化した巨城の城内に施された二重三重の仕掛け ほか)
  • 第3章 名城もし戦わば…その強さを徹底検証(安土城—「見せる」だけの城ではなかった天下人・信長の最高傑作の実力は?;竹田城—雲海に浮かぶ“天空の高石垣”は実戦には有効だったのか? ほか)
  • 第4章 セオリーに反するナゾだらけのレア城(高取城—小藩にはあまりに大規模な城には幕府のある思惑が隠されていた?;城井谷城—表も裏も天然の門が立ちはだかるこじ開けるのは至難の“谷の城” ほか)

「BOOKデータベース」 より

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