モーツァルトは「アマデウス」ではない

書誌事項

モーツァルトは「アマデウス」ではない

石井宏著

(集英社新書, 1009F)

集英社, 2020.2

タイトル別名

モーツァルトはアマデウスではない

タイトル読み

モーツァルト ワ アマデウス デワ ナイ

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注記

主な参考文献: p256

内容説明・目次

内容説明

今日、「アマデウス」と言えば、誰もがモーツァルトを思い浮かべるだろう。しかし当の本人は生前「アマデウス」と呼ばれたことも、名乗ったことも、署名したこともなかった。嘘だと思うなら本書を読んでほしい。彼が生涯使い続けたのは「アマデーオ」(あるいは「アマデ」)。その名はモーツァルトにとって唯一の宝、心の支えだった。では、なぜそれは宝だったのか。そして、そんな最愛の名前を、誰が何のために死後のモーツァルトから引き剥がし、「アマデウス」に改竄してしまったのか。著者は、不遇の天才の苦悩と渇望に寄り添いながらその謎を解き明かし、西洋音楽史の欺瞞にも切り込んでいく。

目次

  • 序曲 名前の話
  • 第1章 親からもらった名前
  • 第2章 ヴォルフガングとアマデーウス・モーツァルト的
  • 第3章 悪夢への前奏曲
  • 第4章 悪夢のドラマ
  • 第5章 イタリアの陽光
  • 第6章 アマデーオ降誕
  • 第7章 ドラマの終わり
  • 第8章 ウィーンの亡霊たち—陰謀・噂
  • 第9章 モーツァルトの死
  • 第10章 ドイツ語圏に家がない
  • フィナーレ アマデーオ、孤高の王国
  • アンコール だれがアマデウスを作ったか

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB29716923
  • ISBN
    • 9784087211092
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    267p
  • 大きさ
    18cm
  • 件名
  • 親書誌ID
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