ジャンセニスム生成する異端 : 近世フランスにおける宗教と政治

書誌事項

ジャンセニスム生成する異端 : 近世フランスにおける宗教と政治

御園敬介著

慶應義塾大学出版会, 2020.2

タイトル別名

Le jansénisme

ジャンセニスム : 生成する異端 : 近世フランスにおける宗教と政治

タイトル読み

ジャンセニスム セイセイ スル イタン : キンセイ フランス ニオケル シュウキョウ ト セイジ

注記

参考文献: 巻末p23-58

内容説明・目次

内容説明

王権と教会を震撼させた大宗教論争。宗派対立を超えて、異端の認定をめぐる排除と抵抗の力学を明らかにし、近世フランスにおける共同体と個人の関係を再考する。徹底した文献調査に基づき、もうひとつの歴史を丹念に掘り起こす、革新的な一冊。

目次

  • 序論
  • 第1部 「ジャンセニスム」への視線(アウグスティヌスをめぐって;政治的イメージの問題)
  • 第2部 異端を囲い込む(事実の確定;信仰宣誓書)
  • 第3部 抵抗と服従(署名をめぐる論争;論争と信の観念史)
  • 結論

「BOOKデータベース」 より

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