語られざるGM社 : 多国籍企業と戦争の試練
著者
書誌事項
語られざるGM社 : 多国籍企業と戦争の試練
日本経済評論社, 2020.2
- タイトル読み
-
カタラレザル GMシャ : タコクセキ キギョウ ト センソウ ノ シレン
大学図書館所蔵 件 / 全60件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考資料・文献一覧: p403-408
内容説明・目次
内容説明
WW2勃発から米国参戦まで、当時のGM社海外事業部長ムーニーの未公刊回想録を主要史料に、ナチス政権下の独アダム・オペル社と親会社である米GM社の経営戦略を明らかにする。
目次
- 第1部 GM社のドイツにおける多国籍企業経営の開始(1920年代、GM社による国境を越えたアダム・オペル社の買収;ナチ政権下1930年代のGM社によるアダム・オペル社経営—多国籍企業経営の実践;第二次世界大戦の勃発とアダム・オペル社におけるコーポレート・ガヴァナンスの再編)
- 第2部 GM社海外事業部長ジェイムズ・D.ムーニーの企業人外交と第二次世界大戦(J.D.ムーニーの英独和平仲介—ゲーリングの提案を受けイギリスに渡る(1939年10〜11月);ローズヴェルト米大統領とムーニーの会合—1939年12月22日、1940年1月24日;ローズヴェルト大統領の提案をヒトラーに提示—1940年3月4日;ムーニーによる「アメリカ世論」のまとめ;ゲーリングとムーニーの再会談;ローズヴェルト大統領への報告とムーニー提案;ヨーロッパ情勢の新しい展開;1940年5月〜6月、ローズヴェルト米政権の再編成とGM社の再編成;GM社経営者、スローン、ムーニー、ハワードに対するFBI調査;第二次世界大戦期におけるGM社の軍需生産の性格)
- 第3部 第二次世界大戦後のGM社の多国籍企業としての再確立(混迷する戦後ドイツとGM社のアダム・オペル社経営権回復問題;「マーシャル・プラン」とGM社によるアダム・オペル社経営再開調査団の派遣;GM社のアダム・オペル社経営管理再開をめぐる経営内論争とその決着;GM社によるアダム・オペル社経営管理再開の準備・交渉・発表;ジェイムズ・D.ムーニーの出版されざる回想録)
「BOOKデータベース」 より