1989 : ベルリンの壁崩壊後のヨーロッパをめぐる闘争
著者
書誌事項
1989 : ベルリンの壁崩壊後のヨーロッパをめぐる闘争
慶應義塾大学出版会, 2020.2
第2刷
- 上
- 下
- タイトル別名
-
1989 : the struggle to create post-Cold War Europe
- タイトル読み
-
1989 : ベルリン ノ カベ ホウカイゴ ノ ヨーロッパ オ メグル トウソウ
電子リソースにアクセスする 全2件
並立書誌 全1件
大学図書館所蔵 全75件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
第2刷は、誤植の修正、ページ数の相違、出版者による交換措置などがあったため、第1刷<BB28837172>とは別書誌とした
原著 (Princeton University Press, c2009) の2014年に改訂された新版の全訳
第1刷のページ数: 上: 193, 52p. 下: 184, 94p
第2刷のページ数: 上: 193, 53p. 下: 188, 94p
参考文献: 下巻巻末p55-94
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784766426212
内容説明
1989年11月9日、突如として、ベルリンの壁は崩壊した。なぜ、崩壊したのか—。誰もが予想だにしない事態に立ちすくむなか、この好機を逃すまいと、西ドイツ首相ヘルムート・コールは、東西ドイツの統一に向けて動き始める。だが、その行く手には、崩壊の危機にあるソ連の再建を図るため、「ヨーロッパの共通の家」という壮大な構想を打ち出したゴルバチョフ、米ソに代わる第三極としてのヨーロッパの拡大を企むミッテラン、NATOを拡張し、アメリカのプレゼンスの強化を目論むブッシュが待ち構えていた—。ベルリンの壁崩壊の激動の一日と、崩壊後の歴史のダイナミズムをリアルに描き出す力作。
目次
- 序章 東西冷戦後のヨーロッパを創造する—一九八九年と秩序の構築
- 第1章 一九八九年の夏から秋に、何が変わったのか?(天安門事件は通用せず;アメリカは介入せず ほか)
- 第2章 戦勝四ヶ国の復権か連邦国家の再生か(一一月九日の夜に;次に一体、何が起きるのか? ほか)
- 第3章 一九九〇年に生まれた壮大なヴィジョン(円卓会議;反革命? ほか)
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784766426229
内容説明
1989年は、「歴史の終わり」だったのか—。もし東ドイツが中国共産党政権と同様に、市民の抗議デモへの武力鎮圧を強行していたならば、もし西ドイツが東ドイツの編入を拒否していたならば、もし西側諸国がゴルバチョフの「ヨーロッパの共通の家」構想を受け容れていたならば、ヨーロッパにはいかなる未来が待ち受けていたのか。KGB諜報員として東ドイツで壁の崩壊に立ち会い、やがてソ連崩壊の屈辱を味わったプーチンは、その時、何を心に誓ったのか。冷戦後の世界秩序をめぐる大国間の覇権争いを鮮やかに描き出し、数々の学術賞に輝いた歴史ノンフィクション、遂に刊行。
目次
- 第4章 プレハブ型の勝利(安全保障問題の解決策—二と四を合わせるとNATOになる;政治的解決策—ドイツ連邦共和国基本法第二三条 ほか)
- 第5章 建設許可を手に入れる(最初のアメ—資金提供;ワシントン首脳会談 ほか)
- 結論 一九八九年から一九九〇年の遺産(別の可能性;さまざまな結果)
- 新版のためのあとがき—一九八九年から一九九〇年への再訪とNATO拡大の起源(色褪せる記憶;ありがたくない便りを届ける ほか)
「BOOKデータベース」 より