少年法適用年齢引下げ・総批判
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少年法適用年齢引下げ・総批判
現代人文社 , 大学図書 (発売), 2020.2
- タイトル別名
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少年法適用年齢引下げ総批判
- タイトル読み
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ショウネン ホウ テキヨウ ネンレイ ヒキサゲ・ソウヒハン
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内容説明・目次
内容説明
法制審部会で、適用年齢の18歳未満への引下げの審議が進められている。しかし、少年の精神的成熟、非行の実際、年齢引下げの刑事政策的効果などについて、充分な議論がなされていない。年齢引下げに関して、刑事法・犯罪社会学・児童精神医学・児童福祉各研究者と実務家の視点から批判的に考察。
目次
- 第1部 刑事法学からの考察(少年法適用年齢引下げ提案の批判的検討;少年法適用年齢引下げと少年法改正の歴史;少年法適用年齢引下げと民法の成年年齢—脳科学の観点から見た少年の成熟度と少年保護年齢設定の意義;少年法適用年齢引下げと脳科学;初年法適用年齢引下げと責任主義;少年法適用年齢引下げと適正手続;少年法適用年齢引下げと少年法の体系;調査からみる「若年者に対する新たな処分」;少年法適用年齢引下げの刑事政策的意義と効果)
- 第2部 犯罪社会学、児童精神医学、児童福祉からの考察(犯罪統計からみた少年法適用年齢引下げの問題点;非行少年はどのような人達で、なぜ少年法が必要なのか—児童精神医学の立場から;児童虐待問題に関わる立場から考える「少年法適用年齢の引下げ」;少年移送法は非行に対する効果的な抑止力となるのか?)
- 第3部 少年司法の実務からの考察(18歳・19歳犯罪者の処遇に少年院送致の選択肢がなくなる「少年法適用年齢引下げ」—家裁調査官としての視点から;「少年法適用年齢の引下げ」について考える—家裁の実務経験を踏まえて;少年法適用年齢引下げは、弁護実務をどのように変えるか—弁護士付添人の実務経験を踏まえて;本気で再犯防止を目指すなら—アセスメントの経験から;「性格の矯正」から「社会との共生」へ—少年院の視点から)
「BOOKデータベース」 より