貨幣の制御 : 流動性の理論・思想史

著者

    • 高, 英求 コウ, ヨング

書誌事項

貨幣の制御 : 流動性の理論・思想史

高英求著

文眞堂, 2020.1

タイトル別名

貨幣の制御 : 流動性の理論思想史

タイトル読み

カヘイ ノ セイギョ : リュウドウセイ ノ リロン・シソウシ

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注記

参考文献: p242-258

内容説明・目次

内容説明

社会の安定のために、貨幣を制御しなければならない。国際金融危機の背景には、行き過ぎた富の流動化(証券化)がある。流動性は制度・権力によって支えられる。それを世界経済のレベルで解き明かすことが重要である。かつては、そのような視座をもつ経済理論・思想があった。忘れられた貨幣論を再発見し、貨幣の暴走をしずめる知恵を歴史に探る。

目次

  • 序章
  • 第1章 バブルの古典理論—ジョン・ローの貨幣論
  • 第2章 利害対立と信用管理—J.R.コモンズの通貨管理論
  • 第3章 流動性と権力—A.A.バーリの人為的流動性論
  • 第4章 流動性と制度—ケインズの自己利子率論
  • 第5章 国際資本移動と中心国の責任—ヌルクセ理論の再評価
  • 第6章 周辺と異質性へのまなざし—杉本栄一の短期流動性原則論
  • 終章

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB29750149
  • ISBN
    • 9784830950742
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    ix, 270p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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