その犬の名を誰も知らない
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その犬の名を誰も知らない
（Sho-pro books）
小学館集英社プロダクション, 2020.2
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ソノ イヌ ノ ナ オ ダレモ シラナイ
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監修: 北村泰一
年表: p330-331
文献: p340-341
Description and Table of Contents
Description
一九六八年二月、南極・昭和基地近くで、一頭のカラフト犬の遺体が発見された。それは、あの奇跡の生還を果たしたタロ、ジロとともに昭和基地で生き延びていた、知られざる“第三の犬”だった。第一次南極越冬隊に「犬係」として参加し、帰国一年後の第三次越冬隊でタロジロとの再会を果たした唯一の隊員、北村泰一氏は、遺体発見から十四年も経ってから初めてその事実を知らされる。なぜ“第三の犬”は誰にも知られることなく歴史に埋もれてしまったのか？はたして犬の正体は？封印された“第三の犬”の正体が判明したとき、タロジロ奇跡の生還をめぐる最大の謎が解き明かされる—。
Table of Contents
- 序章 再始動—二〇一八年
- 第１章 南極へ—一九五五年九月〜一九五七年二月
- 第２章 越冬—一九五七年二月〜一二月
- 第３章 絶望—一九五七年一二月〜一九五九年三月
- 第４章 検証—二〇一九年
- 第５章 解明—二〇一九年
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