美の進化 : 性選択は人間と動物をどう変えたか
著者
書誌事項
美の進化 : 性選択は人間と動物をどう変えたか
白揚社, 2020.3
- タイトル別名
-
The evolution of beauty : how Darwin's forgotten theory of mate choice shapes the animal world-- and us
- タイトル読み
-
ビ ノ シンカ : セイセンタク ワ ニンゲン ト ドウブツ オ ドウ カエタカ
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注記
原著c2017の翻訳
参考文献: p436-451
内容説明・目次
内容説明
「美のための美」はなぜ進化したのか?メスが美的感覚をもとに配偶者を選び、オスを改造していく—世界的鳥類学者が刺激的な新説を提唱し、華麗な鳥の羽から人間の同性愛まで、従来の進化論では解き明かせない美と性の謎に斬り込む野心作。ピューリッツァー賞(2018年)ファイナリスト。ニューヨークタイムズ紙「年間ベストブック10冊」(2017年)選出。
目次
- ダーウィンの危険思想—美の進化はニヒリズムか?
- 美の生起—セイランの羽はどうしてできたか
- マイコドリの求愛ダンス—行動と系統の生い立ち
- 美の革新と退廃—キガタヒメマイコドリの翼歌
- カモのセックス—雌雄の軍拡競争とレイプ
- 野獣が生み出した美—ニワシドリのあずまやの謎
- ロマンスよりもブロマンス—レックとオス同士の絆の進化
- ヒトに生じた美—装飾とペニスの謎
- 快楽の生起—ヒトと類人猿のオーガズムの進化
- 「女の平和」効果—女性の性的自律性と「美による改造」
- 同性愛の進化—ヒトの性的選り好みはどう決まるのか
- 美による生命観—芸術と優生学を考える
「BOOKデータベース」 より