躍動する「国体」筧克彦の思想と活動
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書誌事項
躍動する「国体」筧克彦の思想と活動
(日文研叢書 = Nichibunken Japanese studies series, 58)
ミネルヴァ書房, 2020.2
- タイトル別名
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国体論者としての筧克彦 : その思想と活動
躍動する「国体」 : 筧克彦の思想と活動
躍動する国体筧克彦の思想と活動
- タイトル読み
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ヤクドウ スル「コクタイ」カケイ カツヒコ ノ シソウ ト カツドウ
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注記
総合研究大学院大学に提出した博士論文『国体論者としての筧克彦--その思想と活動』(2017年9月博士〔学術〕授与) をもとに加筆修正を加えたもの
筧克彦の肖像あり
主要参考文献: p319-323
筧克彦年譜: p325-331
内容説明・目次
内容説明
筧克彦は、戦前の日本において、国体の秩序を重んじる立場から、法学と神道を組み合わせた「古神道」「神ながらの道」という独自の思想を提唱し、また“やまとばたらき”をはじめ一見奇矯な活動を展開していたため、従来「神がかり」と言われ、まともに扱われてこなかった。その位置づけを見直すため、筧の思想形成過程や活動の実態に光を当て、筧が何を成し遂げたかったのかを明らかにし、その国体論を批判的に検討する。
目次
- 戦前における国体論の展開と筧克彦
- 第1部 国体思想にいたる道(心理、生命、そして宗教;「古神道」の形成と天皇機関説論争)
- 第2部 国民教化の試み(『神ながらの道』頒布と皇学会;神社行政へのはたらきかけ)
- 第3部 国体思想の実践と展開(“やまとばたらき”の実践と普及;「誓の御柱」の建設とその広がり;植民地における取り組み)
- 筧克彦の思想の帰結と独自の国体論
「BOOKデータベース」 より