近代のはずみ、ひずみ : 深田康算と中井正一
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書誌事項
近代のはずみ、ひずみ : 深田康算と中井正一
航思社, 2020.2
- タイトル別名
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The impulse and deformation of modernity : Yasukazu Fukada & Masakazu Nakai
近代のはずみひずみ : 深田康算と中井正一
- タイトル読み
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キンダイ ノ ハズミ、ヒズミ : フカダ ヤスカズ ト ナカイ マサカズ
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注記
修士論文 (近畿大学, 2007年提出) を改稿したもの
引用文献一覧: p404-414
内容説明・目次
内容説明
平民として自発的に統治に服す「大正」の教養主義が「民主」の言説だとすれば、「昭和」前期に「独裁」が勝利した滝川事件を機にいずれとも相容れない知識人が現出した—。近代において批評をめぐって思考したふたりの「美学者」を解読しつつ、天皇制、資本主義‐国家、市民社会などを批判的に剔抉する。
目次
- 第1部 深田康算(師をめぐる喪の作業;「型」の行方;ふたつのケーベル;アポスタータ;芸術批評をめぐって)
- 第2部 中井正一(師の予見?—滝川事件1;ドレフュス革命として—滝川事件2;ドレフュス革命後の「リアリズム」;「リアリズムと浪曼主義」;「第二の防波堤」;「革命の前日」;「ある」の投擲)
「BOOKデータベース」 より