草の根歴史学の未来をどう作るか : これからの地域史研究のために

書誌事項

草の根歴史学の未来をどう作るか : これからの地域史研究のために

黒田智, 吉岡由哲編

文学通信, 2020.1

タイトル読み

クサ ノ ネ レキシガク ノ ミライ オ ドウ ツクルカ : コレカラ ノ チイキシ ケンキュウ ノ タメ ニ

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注記

草の根歴史学の未来を考えるためのブックガイド: p294-296

内容説明・目次

内容説明

歴史学の新しい主戦場は地域史だ!史料学の成果を地域史研究にどう生かすのか?執筆のほとんどは、小・中・高校で学校教育にたずさわっている現職教員。日本史論文集にして、学習教材。これからの地域史研究の参考に。

目次

  • 第1部 絵画史料を読む(再発見された「天神さま」 鎌倉公方の天神像;絵巻に描かれた信仰圏 『遊行上人縁起絵』の手取川;職人図像の変容 なぜ泥棒は風呂敷を背負うのか;像背墨書銘を手がかりに 前田利常の鬼子母神;肖像画の制作と修復 新発田藩主の肖像画;古写真のなかの英雄 肖像写真の胎動—久田佐助コレクション)
  • 第2部 寺社縁起と奇談(再現される武家の故実 『赤淵大明神縁起』の誕生;由緒を創り出す家々 大野湊神社縁起の誕生;奇談にひそむ怪異の正体 夜の悪鳥・悪獣と女;在地に生き続ける英傑の記憶 忘れられた秀郷;地名に秘められた神仏のよすが 水犬の怪鳥退治—羽咋地名考;変容する聖地の夢と霊験 『江島五巻縁起』と仏牙舎利請来譚—慈悲上人良真と実朝の夢)
  • 第3部 歴史史料の可能性(帳簿にみる民衆のたたかい 能登土田荘公用銭状の研究;近世寺院史料の集積過程 石動山史料と祈雨の記憶;合戦の勝敗を分けた天候 賎ヶ岳合戦の雪;系図という一族の物語 「額氏系図」を読む—金屋彦四郎家の記録;「家」を支えた互助システム 加賀前田家年寄の後見制—本多政和を事例に;茶屋街の近世と近代 東山の成立;書簡にあらわれた国家構想 橋本左内の「建儲」)

「BOOKデータベース」 より

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