定常型社会の経済学 : 成長・拡大の呪縛からの脱却
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書誌事項
定常型社会の経済学 : 成長・拡大の呪縛からの脱却
(シリーズ・現代経済学, 15)
ミネルヴァ書房, 2020.4
- タイトル別名
-
定常型社会の経済学 : 成長拡大の呪縛からの脱却
- タイトル読み
-
テイジョウガタ シャカイ ノ ケイザイガク : セイチョウ カクダイ ノ ジュバク カラノ ダッキャク
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内容説明・目次
内容説明
平成大不況後に実施された、金融緩和・財政政策・成長戦略の「三本の矢」による総合的経済政策の成果が喧伝されているが、事実はデフレ脱却への経済政策は遂行できないまま、保護主義、自国第一主義ともいえる政策が推進されつつある。本書では、経済のあり方を成長に求めず、持続可能な社会、拡大でなく安定した幸福を保つ社会、「定常型社会」の実現を提唱し、そのためにはどのような経済政策をとるべきかを探る。
目次
- さしせまる大崩壊とその先は
- 第1部 資本主義と定常型社会(近代市民社会と近代国家の概念;資本主義の政治的・経済的平等;資本主義の成長停止と定常状態)
- 第2部 欧米と日本経済の類型(アメリカとドイツの経済二類型;極右政党の台頭と自国第一主義;日本経済は定常型社会に向かうか)
- みずからすすんで定常型社会へ
「BOOKデータベース」 より