書誌事項

医学・科学・博物 : 東アジア古典籍の世界

陳捷編

勉誠出版, 2020.2

タイトル別名

Medicine, science, natural history

医学科学博物 : 東アジア古典籍の世界

タイトル読み

イガク・カガク・ハクブツ : ヒガシアジア コテンセキ ノ セカイ

注記

執筆者: 真柳誠, 浦山きか, 梁嵘, 朴現圭, 梁永宣, 李敏, 金哲央, 小野泰教, 吉田忠, 祝平一, 任正爀, 大澤顯浩, 陳捷, 廖肇亨, 高津孝, 久保輝幸, 福田安典, 平野恵, 清水信子, 鈴木俊幸

翻訳者: 黄昱, 千賀由佳

内容説明・目次

内容説明

東アジアの知の遺産、古典籍。なかでも医学・本草学・農学・科学に関する書物は、人びとの社会・生活に密着するものとして広く流通・展開し、大きな一群をなしている。これまで総合的に論じられることのなかった東アジアにおける情報伝達と文化交流の世界を、地域・文理の枠を越えて考究する画期的論集。

目次

  • 第1部 医学(日中韓越の医書流通と医学体系の形成;『福田方』『悲田方』の構成と復元の可能性 ほか)
  • 第2部 科学(『新製霊台儀象志』の受容;テキストの鏡影—抜粋本と清初の暦算学 ほか)
  • 第3部 博物(経学註釈と博物学の間—江戸時代の『詩経』名物学について;近世中国知識人の博物学の再構築—方以智『通雅』と『物理小識』を中心に ほか)
  • 第4部 人と書物(平賀源内伝の再検討—『平賀実記』を中心に;洋学者・柴田収蔵と江戸の本屋 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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