ハインリッヒ・フォン・クライスト : 「政治的なるもの」をめぐる文学
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ハインリッヒ・フォン・クライスト : 「政治的なるもの」をめぐる文学
インスクリプト, 2020.3
- タイトル別名
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ハインリッヒフォンクライスト : 政治的なるものをめぐる文学
- タイトル読み
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ハインリッヒ・フォン・クライスト : 「セイジテキ ナル モノ」オ メグル ブンガク
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注記
その他の著者: 橘宏亮, 西尾宇広, ルート・クリューガー, ゲルハルト・ノイマン, ヴェルナー・ハーマッハー, ハルトムート・ベーメ
内容説明・目次
内容説明
実存を賭した抗争に露呈する「政治的なるもの」—。「チリの地震」「ヘルマンの戦い」、その極北たる「ペンテジレーア」…。近代のとば口を疾駆した天才クライストの文学世界を、主要テクストすべてに触れながら照らし出し、その現代性を鋭く剔抉。重要クライスト論四篇、併せて訳出。
目次
- わたしの言う自由とは—クライスト「ヘルマンの戦い」と「聖ドミンゴの婚約」における夷狄支配
- 「ペンテジレーア」—「政治的なるもの」と「愛」
- 流動化する国家—クライストの政治的著作における共同体の問題について
- 機械仕掛けの国父—クライストにおける“君主”の形象
- 口ごもる言葉と躓く身体—クライストの文化的人間学概要
- 描出の揺らぎ—クライストの「チリの地震」
- 「事態のこの恐ろしい変転」—クライスト作品における事物の作用力
「BOOKデータベース」 より