小説は何処から来たか : 21st century edition
著者
書誌事項
小説は何処から来たか : 21st century edition
つかだま書房, 2020.1
- タイトル別名
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小説は何処から来たか : 二〇世紀小説の方法
- タイトル読み
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ショウセツ ワ ドコ カラ キタカ : 21st century edition
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注記
底本: 小説は何処から来たか : 二〇世紀小説の方法 1995年7月白地社刊
世界小説年表: p[297]-304
収録内容
- 柄谷行人の『日本近代文学の起源』と『反文学論』
- 日本近代小説の夢と現実 : 二葉亭四迷
- 喜劇としての近代 : 日本文学とロシア文学
- 二十世紀小説としての新しさ : 夏目漱石
- 方法としてのテキスト : 芥川龍之介
- 「生理学」の方法 : 永井荷風
- 「都市小説」の構造 : 宇野浩二と永井荷風
- 夢のプログラム : 宇野浩二と牧野信一
- 自意識の喜劇 : 横光利一
- 反復と引用のエクリチュール : 太宰治
- 超ジャンルと楕円1 : 花田清輝
- 超ジャンルと楕円2 : 武田泰淳
- 文体的思考 : 鮎川信夫
- フィクションの変奏 : 丸谷才一
- 「戦中少年」の体験と方法 : 古井由吉
- ジャンルと形式の起源1
- ジャンルと形式の起源2
- 『小説は何処から来たか』を解説する / 樫原辰郎 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
「なぜ小説を書くのか?それは小説を読んだからだ」独自の小説論を提唱し実践してきた小説家・後藤明生が、これまでに発表した原稿を自らREMIXして、日本近代文学史の書き直しに挑んだ小説論の集大成。
目次
- 日本近代小説の夢と現実—二葉亭四迷
- 喜劇としての近代—日本文学とロシア文学
- 二十世紀小説としての新しさ—夏目漱石
- 方法としてのテキスト—芥川龍之介
- 「生理学」の方法—永井荷風
- 「都市小説」の構造—宇野浩二と永井荷風
- 夢のプログラム—宇野浩二と牧野信一
- 自意識の喜劇—横光利一
- 反復と引用のエクリチュール—太宰治
- 超ジャンルと楕円1—花田清輝
- 超ジャンルと楕円2—武田泰淳
- 文体的思考—鮎川信夫
- フィクションの変奏—丸谷才一
- 「戦中少年」の体験と方法—古井由吉
- ジャンルと形式の起源1
- ジャンルと形式の起源2
「BOOKデータベース」 より