原発避難はできるか

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原発避難はできるか

上岡直見著

緑風出版, 2020.3

タイトル読み

ゲンパツ ヒナン ワ デキルカ

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内容説明・目次

内容説明

原子力発電所で大事故が起きた場合、周辺住民は速やかに避難しなければならない。そのために国・原子力規制委員会の定めた原子力災害対策指針があり、この指針に基づき道府県・市町村の原発避難計画が策定されている。2014年にこの指針の方針転換があり、国の避難政策が「できるだけ住民を逃がさない」施策になった。これはいったいどういうことか?本書は、この指針やそれに基づく避難計画では、住民の安全な避難が不可能なことを、避難の全局面で一つ一つ明らかにする。そして健康を脅かす被ばくを強要する国の政策を問う。

目次

  • 1 再稼働と「新安全神話」(四〇年前から始まっていた福島原発事故;増え続ける使用済燃料、放射性廃棄物 ほか)
  • 2 避難と被ばく(被ばく管理に関する整理;現在の避難政策 ほか)
  • 3 避難政策の転換と問題(「できるだけ住民を逃がさない」方針への転換;原子力防災の枠組みの問題点 ほか)
  • 4 避難の困難性(避難の各段階における困難;避難に関する基本的な情報(「Q&A」7関連) ほか)
  • 5 避難したあとどうなるのか(避難関連施設自体の危険性;いつまで「体育館に雑魚寝」なのか ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB30034873
  • ISBN
    • 9784846120061
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    218p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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