主権者と歴史認識の社会学へ : 21世紀社会学の視野を深める
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主権者と歴史認識の社会学へ : 21世紀社会学の視野を深める
新曜社, 2020.3
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シュケンシャ ト レキシ ニンシキ ノ シャカイガク エ : 21セイキ シャカイガク ノ シヤ オ フカメル
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文献: 各章末
Description and Table of Contents
Description
私たちは、自分が主権者であることをどこまで自覚しているか。主権者であるためには社会の歴史を認識し、その構造と展開の方向を知らなければならない。社会学はそのための学問なのだ。戦前から今日に至る日本と世界の社会学を透視し、市民社会に潜む問題をえぐり出して、人民化する21世紀社会の主権者のための社会学を創造する本。
Table of Contents
- “主権者であることを反省する”戦後史認識から主権者のための社会学へ—自分史から地球社会論への展開
- “戦前期の歴史に学ぶ”大正期日本における「中流階級」の「生活権」論—生活保障をめぐる“自由と国家”への社会学的一考察
- “日本社会学の過去を直視する”新明正道の「東亜論」—矢内原忠雄の「満州論」との関連で
- “現代日本社会学の創造性を生かす”不調和からの創造性—戦後日本の3人の社会学者をめぐって
- “21世紀社会のための社会理論を構築する”歴史認識をふまえた社会理論の形成—共同性・階層性・体系(システム)性から地球社会の理論へ
- “21世紀社会変動のダイナミックな現状分析へ”21世紀社会の現段階と課題—歴史の現段階と新しい社会理論の必要性
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