現代 (いま) に生きるサマセット・モーム
著者
書誌事項
現代 (いま) に生きるサマセット・モーム
音羽書房鶴見書店, 2020.3
- タイトル別名
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William Somerset Maugham : a writer 'living' for the people in uncertain times
現代に生きるサマセットモーム
- タイトル読み
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イマ ニ イキル サマセット・モーム
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内容説明・目次
内容説明
名作『月と六ペンス』出版から一世紀、いま、時代の岐路に立つ人々への指針となるモーム文学の魅力。
目次
- 第1章 デビュー作『ランベスのライザ』をめぐって
- 第2章 『人間の絆』の真実をめぐって—世紀末の文化的混沌に翻弄されるフィリップ・ケアリを映画表現の視点から考察する
- 第3章 『月と六ペンス』—楽園に魅せられた芸術家像の皮肉
- 第4章 モームの短篇小説にみる生と死と—「ハリントン氏の洗濯物」と「サナトリウム」を中心に
- 第5章 『お菓子とビール』—一流のファッション誌に掲載された作品のアイロニー
- 第6章 モームの作品に見る卑俗な人間たちの反俗性—ニコルズ船長と物知り君の場合
- 第7章 サマセット・モームの『劇場』のヒロインをめぐって—小説で描かれた舞台と女優人生の妙
- 第8章 映画版『クリスマスの休暇』について—原作の映画的注釈の意味
- 第9章 兵士に愛された小説—『剃刀の刃』における読者の受容について
- 第10章 モームの「変わり種」における異質なる者の姿
- 第11章 サマセット・モームの日本における受容について
- 講演記録 映画化された短篇集『四重奏』の魅力と問題点
「BOOKデータベース」 より