立憲主義をテーマにマルクスとエンゲルスを読む

著者

    • 市橋, 秀泰 イチハシ, ヒデヤス

書誌事項

立憲主義をテーマにマルクスとエンゲルスを読む

市橋秀泰著

東銀座出版社, 2019.12

タイトル読み

リッケン シュギ オ テーマ ニ マルクス ト エンゲルス オ ヨム

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注記

マルクスとエンゲルス誕生以前の出来事: 巻末pi

マルクスとエンゲルス存命の時期の出来事: 巻末pii-v

マルクスとエンゲルス没後の時期の出来事: 巻末pvi

内容説明・目次

内容説明

共産主義の第一人者マルクスと盟友エンゲルスの祖国ドイツでは、憲法制定議会をプロイセン国王が武力で解散させた。立憲主義の成否が問われた時代を生き抜いた2人の『全集』から「立憲主義」という語句を含む発言をすべて洩れなく掘り起こし、彼らの立憲主義観—科学的社会主義(共産主義)における立憲主義の意義を解き明かす。

目次

  • 序篇 近代立憲主義—資本主義の発展の中で自由を求める市民革命によって成立
  • 第1篇 人間的解放を求めた青年期(絶対君主制のプロイセン支配下で自由と立憲主義を渇望した青春;立憲君主制の第一命題は諸権力の均衡;政治的解放を前進させ、労働者革命で人間的解放を目指す)
  • 第2篇 一八四八〜四九年の市民革命期—民主制と立憲主義実現のために奮闘(ドイツ三月革命—真の立憲主義か外見的立憲主義か;フランス—立法国民議会の開会から粉砕までが立憲共和制の生存期間)
  • 第3篇 熟年期—立憲主義国における合法的な社会発展の可能性を重視(立憲君主制のイギリス、スペイン、ポルトガル、ベルギー;民主共和制のアメリカ合衆国—憲法の字句から外れないで奴隷制度を廃業;プロイセン国憲紛争と偽装立憲主義;外見的立憲主義のドイツ政府の弾圧に抵抗権を行使;オーストリア帝国—外見的立憲君主制から初歩的な立憲主義へ;フランス—軍事専制から第三共和政に進んで立憲主義が定着;立憲制の歴史的位置と社会の平和的・合法的発展)
  • 最終篇 立憲主義という観点から二人の未来社会論を読む

「BOOKデータベース」 より

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