ルポ闘う情状弁護へ : 「知的・発達障害と更生支援」、その新しい潮流

書誌事項

ルポ闘う情状弁護へ : 「知的・発達障害と更生支援」、その新しい潮流

佐藤幹夫著

論創社, 2020.3

タイトル別名

ルポ闘う情状弁護へ : 知的発達障害と更生支援、その新しい潮流

闘う情状弁護へ : ルポ : 知的発達障害と更生支援その新しい潮流

タイトル読み

ルポ タタカウ ジョウジョウ ベンゴ エ : 「チテキ・ハッタツ ショウガイ ト コウセイ シエン」、ソノ アタラシイ チョウリュウ

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内容説明・目次

内容説明

2012年に大阪市で起きた「実姉殺人事件」と2017年の津久井やまゆり園の「優生思想テロ事件」は連動している、とした著者の7年間にわたる“法廷ドキュメンタリー”の集大成。障害と犯罪と司法に新視点を導入する!

目次

  • プロローグ パラダイムの転換と“新しい潮流”の背後にあるもの
  • 第1部 ドキュメント 大阪地裁判決はなぜ求刑を上回ったのか(二〇一二年七月、ある判決、噴出する批判—アスペルガー症候群と裁判員裁判;加害男性の見ていた世界—なぜこのような惨劇がおこったのか;男性は何を語ったか—大阪に弁護団を訪ねて;高裁判決と弁護団のふり返り—刑事弁護と情状弁護;出所者を福祉につなぐ—「地域生活定着支援センター」の現状と課題)
  • 第2部 「障害と刑事弁護」、その始まりと先駆者たち(「知的障害」をもつ人の刑事弁護はどう始まったか—「悪い障害者」は支援しないのか;副島洋明という刑事弁護人—「金を払って弁護士を雇え!」;「自閉症スペクトラム障害」を初めて正面にすえて闘う—二〇〇五年大阪寝屋川事件で少年の「障害」はどう裁かれたか;更生支援、まずは支援者こそ発想の転換を—「ふるさとの会」の生活支援と司法との連携)
  • 第3部 司法と福祉の協働が新たな「人権侵害」とならないために(福祉の仕事は「再犯防止」か—「更生支援計画書」の誕生、ある社会福祉士の危惧;治療的司法と新しい「協働支援」—排除型の裁判から社会包摂へ;社会内処遇の新たな試み—更生を支えるものはなにか;協働的更生支援、これからの課題—支援の理論と方法)
  • エピローグ 新しい更生支援のその先へ

「BOOKデータベース」 より

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