書誌事項

縄文文明と中国文明

関裕二著

(PHP新書, 1217)

PHP研究所, 2020.3

タイトル読み

ジョウモン ブンメイ ト チュウゴク ブンメイ

注記

参考文献: p202-206

内容説明・目次

内容説明

近年、縄文文化が見直され、現代にまでつながる「三つ子の魂」が縄文一万年の時代に形成されていた可能性が指摘されている。中国大陸や朝鮮から新たな文物が流入しても、縄文的な発想で取捨選択し、列島人にとって必要な物だけを選んでいたこと、さらに、工夫を加え、日本の風土に合わせて改良していった様子が見てとれる。なぜ日本人は、縄文人が残した美意識、知識、技術にことあるたびに戻ろうとしたのか—中国文明と対比しつつ、日本人とは何かを巡る、壮大なヒストリー。

目次

  • 第1章 中国文明の幕開け(中国文明は人を幸せにするのか;孔子が理想視した古代中国王朝 ほか)
  • 第2章 縄文人の正体(縄文とつながる伊勢神宮;日本列島人のルーツ探し ほか)
  • 第3章 森を失った中国文明・森を守り海を走る縄文文明(森と文明;乾燥地帯は悪魔の巣? ほか)
  • 第4章 一神教と縄文文明(文明とは何か;「文明」は人類に幸せをもたらしたのだろうか ほか)

「BOOKデータベース」 より

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