花電車芸人 : 色街を彩った女たち

書誌事項

花電車芸人 : 色街を彩った女たち

八木澤高明[著]

(角川新書, [K-309])

KADOKAWA, 2020.3

タイトル読み

ハナデンシャ ゲイニン : イロマチ オ イロドッタ オンナタチ

注記

主要参考文献一覧: p207-208

シリーズ番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

花電車芸とは、女性器を使って芸をすることである。花電車(装飾された路面電車)は客を乗せないことから、男を乗せない芸者がそう呼ばれるようになった。戦後の色街や花街の摘発によって職を失った芸妓たち。彼女たちはストリップ劇場に流れつき、芸を披露してきたのだ。しかし、日本で花電車芸を披露する者は、いまや十指にも満たない。表の歴史では触れられることのない、知られざる裏芸能史!!

目次

  • 第1章 生ける伝説、ファイヤーヨーコ(変わらぬ芸を披露し続けるストリッパー;女性器を使って芸をする ほか)
  • 第2章 花電車芸、その起源を探る(口伝;遊廓は街外れに追いやられた ほか)
  • 第3章 異端の芸人たちは極みに至る(コロンビア人の踊り子;ストリップだけを生業にして劇場を回る花電車芸人 ほか)
  • 第4章 ストリッパーたちは見た(世の中の片隅で人々の心をとらえ続けてきた芸;ストリップ劇場の楽屋で過ごした子ども時代 ほか)
  • 第5章 花街、その興亡をたどる(どん底から復活した熱海;温泉場は江戸時代に庶民の遊興場になった ほか)

「BOOKデータベース」 より

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