裁判員制度は本当に必要ですか? : 司法の「国民」参加がもたらしたもの
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裁判員制度は本当に必要ですか? : 司法の「国民」参加がもたらしたもの
花伝社 , 共栄書房 (発売), 2020.4
- タイトル別名
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裁判員制度は本当に必要ですか : 司法の国民参加がもたらしたもの
- タイトル読み
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サイバンイン セイド ワ ホントウ ニ ヒツヨウ デスカ : シホウ ノ コクミン サンカ ガ モタラシタ モノ
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注記
「司法ウオッチ」掲載された論考の一部をまとめたもの(各章末に掲載年月あり)
内容説明・目次
内容説明
裁判員法施行から10年以上—司法のあるべき姿を問い直し、改めて裁判員制度廃止を訴える。増え続ける裁判員辞退者、上級審であっさり破られる裁判員裁判判決…本質的に違憲かつ人権侵害のおそれがあるこの制度を、なぜいつまでも存続させるのか?裁判員制度が招く司法倒壊の危機。
目次
- 第1章 裁判員制度の現在(改めて一般市民の裁判関与を考える—裁判員制度の落し物;「司法の国民的基盤の確立」とは;オウム真理教事件無罪判決と裁判員制度;東電元役員に対する強制起訴事件無罪判決について)
- 第2章 裁判員制度と国民(最高裁による裁判員出席率・辞退率の調査について;裁判員の職務の苦役性について—柳瀬昇教授の「続:裁判員制度の憲法適合性」の論点に関連して;裁判員経験者の「よかった」感想について;裁判員の守秘義務に関連して思うこと;教育勅語と裁判員制度—二人の研究者の見解に接して)
- 第3章 裁判員制度の違憲性(裁判官の独立と裁判員制度;国民の公務員選定権(憲法一五条)と裁判員選任—裁判員の民主的正統性について;最高裁判判決擁護論批判—柳瀬昇教授の見解について)
- 第4章 裁判員制度が招く司法倒壊(司法倒壊への警告;裁判員制度に見る司法の危機;裁判員制度の必要性—費用対効果も考えて;国家不審時代に生きる)
「BOOKデータベース」 より