現世の活動と来世の往生
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現世の活動と来世の往生
(シリーズ実践仏教 / [船山徹編], 2)
臨川書店, 2020.3
- タイトル読み
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ゲンセ ノ カツドウ ト ライセ ノ オウジョウ
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注記
「行像」と呼ばれる仏教儀礼の諸相を「律」(生活規範)に見出し、教理や教説を説いた文献資料からでは可視化され難い仏教者の姿を明らかにする。仏教者が現世から来世に想いを託すための行為についても論じる。
文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
仏教者は孤高の思想家ではない—「行像」と呼ばれる仏教儀礼の諸相を「律」(生活規範)に見出し、教理や教説を説いた文献資料からでは可視化され難い仏教者の姿を明らかにする。「浄土へ往生する」こと、「現世で仏になる」こと—相反すると考えられる二つの異なる教義を前に、仏教者たちはいかに思考し、どのような行為をもって来世に想いを託したのか。
目次
- 第1章 律に説かれる宗教活動—インドにおける「行像」(「根本説一切有部律」とは;「行像」とは;「根本説一切有部律」に説かれる「行像」;いつ「行像」は開催されたのか)
- 第2章 往生の秘訣—平安日本の臨終行儀(密教儀礼と浄土の願い—問題とならない二つの融合;密教的臨終の姿勢;密教的な臨終行儀のやり方;実範—真言行者にとっての臨終行儀;覚鑁—密教儀礼としての臨終行儀 ほか)
「BOOKデータベース」 より