現代アメリカにおける学力形成論の展開 : スタンダードに基づくカリキュラムの設計
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書誌事項
現代アメリカにおける学力形成論の展開 : スタンダードに基づくカリキュラムの設計
東信堂, 2020.4
再増補版
- タイトル別名
-
Development of theories on educational objectives and assessment in the United States : designing standards-based curriculum
現代アメリカにおける学力形成論の展開 : スタンダードに基づくカリキュラムの設計
- タイトル読み
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ゲンダイ アメリカ ニオケル ガクリョク ケイセイロン ノ テンカイ : スタンダード ニ モトズク カリキュラム ノ セッケイ
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注記
引用・参考文献一覧: p443-469
内容説明・目次
内容説明
「ゆとり教育」とも「詰め込み」教育とも異なる、学力形成論における新たな展開とは何か。連邦・州政府主導により「スタンダードに基づく改革」に邁進してきた現代アメリカにおける新動向—トップダウン固有の弊害を緩和し、よりローカルな現場を主体として発展しつつある「教育目標の分類学(タキソノミー)」や「真正の評価」論等、より高次の学力形成をめざす理論と実践の紹介・考察を通じ、わが国の教育研究・実践にも大きく示唆する労作。初版刊行後4年間の目標・評価研究の新局面をふまえ、新たに三論考を追加。さらに本「再増補版」では、四論考を増補し日本の学校文化と米国の知見とを統合し、日本の教育実践に確かな展望を提示するものである。
目次
- 第1部 ブルーム・タキソノミーの開発とその後の展開(ブルーム・タキソノミー開発の意義と課題;スタンダード運動の展開とパフォーマンス評価論の誕生)
- 第2部 「改訂版タキソノミー」によるブルーム・タキソノミーの再構築(L.W.アンダーソンらによる「改訂版タキソノミー」の開発—知識と認知過程の二次元構造の提案;「改訂版タキソノミー」の提起する新たな課題—メタ認知の教育目標化)
- 第3部 思考教授研究におけるタキソノミー研究の展開(R.J.マルザーノらによる思考教授のタキソノミーの開発—「学習の次元」の検討;思考教授研究における情意目標論の展開—「性向」概念に焦点を当てて;R.J.マルザーノらのスタンダード設定論の検討—McRELデータベースに焦点を当てて)
- 第4部 教育目標・評価論の諸系譜とそれをめぐる論争点(G.ウィギンズらの「理解をもたらすカリキュラム設計」の検討—「知識の構造」を中心とした教育目標・評価論の系譜;「真正の学習と学力」をもたらす教育目標・評価論の構想)
- 補論 スタンダードに基づく教育改革の再定義に向けて—NCLB法以降の展開を中心に
- 付論(教室の内側からの評価改革—「学習のための評価」論とネブラスカ州の評価システムに焦点を当てて;高次の学力の質的レベルを捉える枠組み—N.L.ウェブの「知の深さ」を中心に;ポスト近代社会をよりよく生きていくのに必要な資質・能力;「見方・考え方」概念の活かし方—教科教育の現代的課題)
「BOOKデータベース」 より