セヘルが見なかった夜明け
著者
書誌事項
セヘルが見なかった夜明け
早川書房, 2020.4
- タイトル別名
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Seher
- タイトル読み
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セヘル ガ ミナカッタ ヨアケ
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収録内容
- 我々の内なる男 = İçimizdeki erkek
- セヘル = Seher
- 掃除婦ナっち = Temizlikçi Nazo
- 知った顔すんなってば = Bildiğiniz gibi değil
- 黒い瞳によろしく = Kara gözlere selam olsun
- 刑務所内書信検査委員会への手紙 = Cezaevi mektup okuma komisyonuna mektup
- にんぎょひめ = Denizkızı
- アレッポ挽歌 = Halep Ezmesi
- ああ、アスマン! = Ah, Asuman!
- 母との清算 = Annemle hesaplaşmalar
- 歴史の如き孤独 = Tarih kadar yalnız
- 最後は大団円 = Sonu muhteşem olacak
内容説明・目次
内容説明
工場の同僚に恋をし、デートに出かけた女性と、その家族の悲劇「セヘル」。刑務所の屋根に巣をかけた雀の妻の勇ましさと夫の情けなさをコミカルに描いた「我々の内なる男」。スポーツカーが大好きな掃除婦が通勤中にデモに出くわす「掃除婦ナっち」。一冊の傑作小説を通して、都会で暮らす娘が疎遠になっていた父の秘密に触れる「歴史の如き孤独」。中東の伝統的価値観や情勢に翻弄されながらも日々の生活を営み、夢や思い出を抱きつづける人びとの美しさを、政治犯として勾留中の著者が紡ぎだす短篇集。
「BOOKデータベース」 より