二〇世紀「英国」小説の展開
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二〇世紀「英国」小説の展開
松柏社, 2020.3
- タイトル別名
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二〇世紀「英国」小説の展開
二〇世紀「英国」小説の展開
二〇世紀英国小説の展開
20世紀「英国」小説の展開
20世紀英国小説の展開
- タイトル読み
-
ニジュッセイキ 「エイコク」 ショウセツ ノ テンカイ
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文献あり
内容説明・目次
内容説明
20世紀の英国小説研究の新しい傾向を踏まえつつ、「文学を読む」意味を問い直す。
目次
- ヘンリー・ジェイムズ『金色の盃』(一九〇四)—二〇世紀初頭の印象主義
- ジョゼフ・コンラッド『シークレット・エージェント』(一九〇七)—スパイ、印象主義、パラドックス
- E.M.フォースター『眺めのいい部屋』(一九〇八)—観光とメディアのモダニズム/ポストモダニズム
- D.H.ロレンス『息子と恋人』(一九一三)—オイディプスとアンチ・オイディプス
- フォード・マドックス・フォード『善き兵士』(一九一五)—信頼できない語り手と印象主義
- キャサリン・マンスフィールド「幸福」(一九一八)—心理小説におけるゴシック的不安
- ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』(一九二二)—第四挿話と腎臓を食らう男
- ヴァージニア・ウルフ『幕間』(一九四一)—戦争の気配
- イーヴリン・ウォー『ブライズヘッドふたたび』(一九四五)—語りを動かすクィアなクローゼット
- ジョージ・オーウェル『一九八四年』(一九四九)—歩くこと、階級、自由
- マーガレット・ドラブル『碾臼』(一九六五)—“女性作家”による“フェミニスト小説”の解剖
- ジョン・ファウルズ『フランス軍中尉の女』(一九六九)—外来種と小説
- サルマン・ルシュディ『真夜中の子供たち』(一九八一)—ポストモダン/ポストコロニアルの異国性とノスタルジア
- アラスター・グレイ『ラナーク』(一九八一)—二〇世紀的叙事詩の形
- ドリス・レッシング『夕映えの道‐よき隣人の日記』(一九八三)—老いとケア
- アンジェラ・カーター『夜ごとのサーカス』(一九八四)—フェアリー・テイル言説の再話
- J・M・クッツェー『鉄の時代』(一九九〇)—リベラル・ヒューマニストの身体はアパルトヘイトの痛みを感じることができるか
- カズオ・イシグロ『充たされざる者』(一九九五)—疑似古典主義の詩学
「BOOKデータベース」 より