華人キリスト者の越境と宗教実践 : 中華性とミッションの人類学的研究

書誌事項

華人キリスト者の越境と宗教実践 : 中華性とミッションの人類学的研究

アルベルトゥス=トーマス・モリ著

風響社, 2020.2

タイトル別名

華人キリスト者の人類学的研究 : トランスナショナルな宗教実践の様相

タイトル読み

カジン キリストシャ ノ エッキョウ ト シュウキョウ ジッセン : チュウカセイ ト ミッション ノ ジンルイガクテキ ケンキュウ

大学図書館所蔵 件 / 46

この図書・雑誌をさがす

注記

2017年に立命館大学に提出した博士論文『華人キリスト者の人類学的研究 : トランスナショナルな宗教実践の様相』に加筆したもの

日本学術振興会科学研究費補助金(研究成果公開促進費・学術図書・課題番号19HP5124)の交付を受けたもの

参照文献: p209-216

内容説明・目次

内容説明

信仰し、行動する者—「世界華人福音運動」など様々な実践の文脈から、中華思想や漢族血統主義といった本質主義的な思考とは全く異なる新たな華人像を「発見」。越境の中での中華性という華人研究の「罠」から脱し、新たな視点を開拓する注目の論考。

目次

  • 序章 華人キリスト者を描き出すために
  • 第1章 華人キリスト者たちの「出自」—ミッション「偉人伝」と福音主義
  • 第2章 自己主張の始まり—「世界華人福音運動」の登場
  • 第3章 越境的な繋がりの形成—「中国信徒布道会」と文書伝道事業
  • 第4章 一般人によるミッションの実践—「短期宣教」と参加者たち
  • 第5章 あるフロンティアによる報告—「辺境地域」日本におけるミッション活動の現状
  • 終章 行動する華人キリスト者たちの可能性

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ