「客家空間」の生産 : 梅県における「原郷」創出の民族誌

書誌事項

「客家空間」の生産 : 梅県における「原郷」創出の民族誌

河合洋尚著

風響社, 2020.2

タイトル別名

客家空間の生産 : 梅県における原郷創出の民族誌

The social production of 'Hakka space' : an ethnography on the creation of 'Homeland' in Mexian, China

The social production of "Hakka space" : an ethnography on the creation of "Homeland" in Mexian, China

タイトル読み

ハッカ クウカン ノ セイサン : バイケン ニオケル ゲンキョウ ソウシュツ ノ ミンゾクシ

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注記

日本学術振興会による令和元年度科学研究費助成事業(研究成果公開促進費19HP5109)の交付を受けて出版したもの

参考文献: p325-354

欧文タイトルは巻末による

内容説明・目次

内容説明

作られた領域、観念としての民族は、やがて「空間」となり「文化」を形成していく。不断に繰り返されるこの「民族・文化」創出のメカニズムを「原郷」の凝視により解明。注目の空間論的アプローチとその展開。

目次

  • 序章 本書の視点と方法—客家文化研究から空間論へ
  • 第1章 政策—華僑のまなざし、「原郷空間」の創出
  • 第2章 宗族—客家言説と「親族」カテゴリー
  • 第3章 儀礼—正月半をめぐる表象と実践
  • 第4章 風水—客家文化としての表象、住まうことの実践
  • 第5章 景観—都市開発と文化遺産実践
  • 第6章 信仰—客家神をめぐるポリティクス
  • 第7章 墓地—歴史の資源化と「親族」の再構築
  • 終章 客家文化研究の空間論的転回へ向けて

「BOOKデータベース」 より

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