果てなき便り
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果てなき便り
(文春文庫, [つ-3-15])
文藝春秋, 2020.4
- タイトル読み
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ハテナキ タヨリ
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注記
叢書番号はブックジャケットによる
単行本は2016年6月岩波書店刊
内容説明・目次
内容説明
節子、僕の許を離れるな!どんなわがままを云つても、決して離れてくれるな—夫・吉村昭からの手紙は、妻への強い愛の言葉に満ちていた。苦節の時代に交わした励まし、文学への決意。遠く離れた地で孤独に苛まれて綴る、家族への慈しみ。最後に受け取った遺書。夫婦作家として歩んだ道を書簡からたどる。
目次
- 文学はつきつめた戦ひです(いのちをかける仕事;遅まきの青春;万年筆の音;少女小説からの出発;心の拠;作家を訪ねる;小説を書く女;山形からの便り;結婚への道)
- 夫婦って美しいと思ふ(折りたたんだ手紙;旅あきない;兄と弟;弟への手紙;幾山河;鉄橋)
- 帰りたい(沖縄へ;遺書のような手紙;望郷;日々の手紙;帰国近し;文学者の墓)
- 節子さんへ(安住を求めて;三回の海外取材;五十年後の退学願;弟の看護日誌;弟との別れ;最後の手紙)
「BOOKデータベース」 より