日本語文法の原理と教育 : 超言語学ことはじめ
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日本語文法の原理と教育 : 超言語学ことはじめ
(小谷博泰著作集 / [小谷博泰著], 第4巻)
和泉書院, 2020.4
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ニホンゴ ブンポウ ノ ゲンリ ト キョウイク : チョウゲンゴガク コトハジメ
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Note
著作集総目次: p421-424
参考文献あり
Contents of Works
- 現代語の品詞分類法 : 「日本語」と「国語」の教育のために
- 日本語の会話文における題目部の外在(ないし内在)について
- 学校文法と接尾用言 : 「書きヤスイ」と「美しスギル」をめぐって
- 古代における「もの」と「こと」
- 準体助詞・準体法・ク語尾
- 「~ハズダ」とその周辺、およびその成立
- 古代文学に見る失意・後悔の表現
- 「~ヨウニナル」の語法・およびその成立
- 国語教育のための考える文法 : 「ある」「ない」をめぐって
- 国語と差別 : 方言および敬語をめぐって
- ことばの実験教室 : 方言の語法、家族の呼び方、ニュー・フォークの文体
- 神戸の文学と関西方言 : 谷崎潤一郎、野坂昭如、田辺聖子、宮本輝、坂本遼、その他
- 神戸市におけるテヤ敬語の衰退 : 大学生の方言使用に関して
- 日本語の「主語」と小説の文体 : 谷崎潤一郎『痴人の愛』『文章読本』志賀直哉『暗夜行路』をめぐって
- 宮本輝と関西方言
- 田辺聖子作品における関西方言について
- 関西のことばと文化 : 小説・詩・落語・マンガ・映画
- 西鶴・近松作品と上方詞 : 国語教育の観点からみる関西方言資料としての文学作品
- 神戸市における方言敬語の衰退について : 大学生とハル敬語、テヤ敬語の状況
Description and Table of Contents
Description
日本語では、主語がしばしば言語化されずに発話がなされる。いわば、非言語状態で概念化がなされないままの主語と、発話された述語との組み合わせでコミュニケーションが行われるのである。西洋の言語ではなく、そうした日本語の本質にそって、言語行為や文法についての考察を行った。さらに小説、映画、演劇、落語などに至る広いジャンルに及んで調査分析をして、日本語教育、国語教育のために具体的、実践的に考察を行った。
Table of Contents
- 第1部 現代語の品詞分類法—「日本語」と「国語」の教育のために(自立語;補助語;付着語)
- 第2部 語法と語史(日本語の会話文における題目部の外在(ないし内在)について;学校文法と接尾用言—「書きヤスイ」と「美しスギル」をめぐって;古代における「もの」と「こと」;準体助詞・準体法・ク語尾;「〜ハズダ」 とその周辺、およびその成立;古代文学に見る失意・後悔の表現;「〜ヨウニナル」 の語法、およびその成立)
- 第3部 国語教育と方言(国語教育のための考える文法—「ある」「ない」をめぐって;国語と差別—方言および敬語をめぐって;ことばの実験教室—方言の語法、家族の呼び方、ニュー・フォークの文体;神戸の文学と関西方言—谷崎潤一郎、野坂昭如、田辺聖子、宮本輝、坂本遼、その他;神戸市におけるテヤ敬語の衰退—大学生の方言使用に関して)
- (増補)(日本語の「主語」と小説の文体—谷崎潤一郎『痴人の愛』『文章読本』志賀直哉『暗夜行路』をめぐって;宮本輝と関西方言;田辺聖子作品における関西方言について;関西のことばと文化—小説・詩・落語・マンガ・映画;西鶴・近松作品と上方詞—国語教育の観点からみる関西方言資料としての文学作品;神戸市における方言敬語の衰退について—大学生とハル敬語、テヤ敬語の状況)
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