アリストテレスの知識論 : 『分析論後書』の統一的解釈の試み

Bibliographic Information

アリストテレスの知識論 : 『分析論後書』の統一的解釈の試み

酒井健太朗著

(九州大学人文学叢書, 16)

九州大学出版会, 2020.4

Other Title

知識と方法 : アリストテレス『分析論後書』における論証と探求の観点から

アリストテレスの知識論 : 分析論後書の統一的解釈の試み

Title Transcription

アリストテレス ノ チシキロン : 『ブンセキロン コウショ』ノ トウイツテキ カイシャク ノ ココロミ

Note

博士論文「知識と方法 : アリストテレス『分析論後書』における論証と探求の観点から」(九州大学, 2018) に加筆と修正を加えたもの

参考文献: p[223]-233

索引: p[235]-251

Description and Table of Contents

Description

解釈上の論争を惹起してきた『分析論後書』について、原典から既存の解釈案まで緻密に読解・検討し、その整合的な解釈の道筋を示すことによって、アリストテレスの知識概念を明らかにする。

Table of Contents

  • 序論
  • 第1部 アリストテレスの方法論(『分析論』における「分析」の意味)
  • 第2部 アリストテレスの論証理論(必然性・自体性・普遍性—『後書』第1巻第4章‐第6章;基礎措定と定義;類と自体的属性)
  • 第3部 アリストテレスの探究論(「名目的定義」の問題;『後書』における「意味表示」と「ある」の問題;アリストテレスの探究プログラム)
  • 第4部 論証と探究の背景にあるもの(意味と思考;第一原理の布置—経験と知性;『後書』は誰が読むべき著作か)
  • 結論

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Details
  • NCID
    BB30334833
  • ISBN
    • 9784798502786
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    福岡
  • Pages/Volumes
    iv, 251p
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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