お肴春秋
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お肴春秋
岩波書店, 2020.4
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オサカナ シュンジュウ
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Description and Table of Contents
Description
酒肴として表現された、四季折々の美味をこよなく愛した父、「何でもあるわよ」と、当意即妙に酒の肴を用意する母、そして、祖父の膝の上で覚えた熟れ味の遠い記憶。「いのちのスープ」「仕込みもの」など、合理的で研ぎ澄まされた料理の紹介で知られる辰巳芳子の傍には、このようにいつも酒の肴があった。筍、卯の花、塩らっきょう。干物に田楽、菊、零余子—易しく作れる酒の肴を紹介しながら春秋の口福を謳った、新しい味の歳時記がここに。
Table of Contents
- 1 読む肴篇(四月—筍三昧;五月—花と風の月;六月—雨を聴く日々;七月—夏を迎え撃つ;八月—八月十五日のトマトジュース;九月—目にはさやかに見えねども;十月—菊の皿;十一月—風仕事;十二月—歳暮の滋味;一月—いやしけ吉事;二月—寒の美味;三月—春をいただく)
- 2 作る肴篇(最初の一と品;いつもの肴;干物;揚げ物;ちょっと一膳;おつゆ;漬物)
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