会社分割をきわめる : 会社強靱化の新たな技法
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会社分割をきわめる : 会社強靱化の新たな技法
民事法研究会, 2020.2
- タイトル読み
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カイシャ ブンカツ オ キワメル : カイシャ キョウジンカ ノ アラタ ナ ギホウ
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内容説明・目次
内容説明
中小規模企業が、明治以降初めて自ら力強く生きる道を切り拓くために使うことのできる法的道具を手に入れた、それが会社分割だったのです。本書は、この視点から、会社分割がどのように中小規模企業の強靱化に役立つことが可能であるのかを究明します。このとき、法人税法の理解は欠かすことができません。「適格」なのか、「非適格」なのかは、企業の生命を制します。会社法と整合性のない法人税法を解き明かし、戦略的事業再編を実現します。
目次
- 第1部 会社分割制度の社会的意義の変遷(会社分割法制を必要とした時代背景;会社分割の登場)
- 第2部 会社分割の基礎(会社分割の全体構造;債務の承継(改正民法“債権関係”対応);分割できること、できないこと;会社分割の「高級な」使い方)
- 第3部 「分割型分割」とは何か(会社分割の原理;「剰余金の配当」の出現;法人税法の混乱、スピンオフの純化のために)
- 第4部 スピンオフ、スプリットオフ、スプリットアップの世界へ(バラ色の会社分割(平成29年法人税法改正);戦略的分割技法)
- 第5部 和菓子屋草薙事件(小説・事業再生「和菓子屋草薙事件」法律問題の解説)
「BOOKデータベース」 より