絵画の運命 : 美しきもの見し人は
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絵画の運命 : 美しきもの見し人は
幻戯書房, 2020.4
- タイトル読み
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カイガ ノ ウンメイ : ウツクシキ モノ ミシ ヒト ワ
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注記
主要参考文献: p230-237
内容説明・目次
内容説明
モデル、モチーフ、時代背景、保護、競売のシステム、メディアの批評など、“美”を取り巻く人々の眼差しがつくった“歴史”。政治や経済、そして戦争における権謀に巻き込まれて国境を越え、流転を重ねた傑作がある。その、カンバスの裏に隠された履歴を追う。
目次
- 1 “流転”の物語(皇帝溥儀の追放と名画の帰還—顧〓中『韓煕載夜宴図』;蘇る少年—D・ティントレット『伊東マンショの肖像』;白樺派とバブル期を結ぶ神話—ゴッホ『医師ガシェの肖像』と『ひまわり』;江戸の出版統制と蒐集家フリーア—喜多川歌麿の雪月花;世紀転換期とナチス占領下のウィーン—クリムト『アデーレ・プロッホ=バウアーの肖像』 ほか)
- 2 “人生”の物語(宮廷画家が欲した徴—ベラスケス『ラス・メニーナス』;二十一世紀の御真影—野田弘志「平成の天皇皇后両陛下 御肖像画」;三島由紀夫が愛した戦後の迷宮—J・A・ヴァトー『シテール島への船出』;トランプのアメリカを見据えて—シャセリオー『アレクシ・ド・トクヴィル』;画家の逃亡—カラヴァッジョ『聖マタイの召命』 ほか)
「BOOKデータベース」 より