自然 : コレージュ・ド・フランス講義ノート
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書誌事項
自然 : コレージュ・ド・フランス講義ノート
みすず書房, 2020.5
- タイトル別名
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La nature: notes, cours du Collège de France
自然 : コレージュドフランス講義ノート
- タイトル読み
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シゼン : コレージュ・ド・フランス コウギ ノート
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注記
原著 (Éditions du Seuil, 1995) の全訳
内容説明・目次
内容説明
本書は、1956年から1960年にいたる“自然”を主題としたメルロ=ポンティのコレージュ・ド・フランス講義を、受講生のノートや著者自身の講義準備草稿をもとに再構成したものである。デカルト、カント、ブランシュヴィック、シェリング、ベルクソン、フッサールなど哲学者の諸考察、さらに自然科学、なかでも20世紀の物理学やフォン・ユクスキュル、ポルトマン、ローレンツなど生物学の成果を援用しつつ、自然と人間のあり方について、著者はさまざまな角度から探究を深めてゆく。『行動の構造』『知覚の現象学』以後、晩年の野生の存在論、生の存在論にいたる稀有の哲学者の思考の歩みを生々しく伝える、貴重な講義ノート。
目次
- “自然”の概念 一九五六‐一九五七(“自然”概念の変遷の研究;現代科学と“自然”の観念)
- “自然”の概念 一九五七‐一九五八 動物性、人間の身体、文化への移行(デカルトの“自然”の諸概念、およびそれらとユダヤ‐キリスト教的存在論との関係についてのノート;動物性)
- “自然”の概念 一九五九‐一九六〇 “自然”とロゴス—人間の身体(“自然”に関する研究の再開;哲学におけるこれらの研究の位置;これらの研究における人間の身体の位置)
- 補遺(“自然”の概念 一九五六‐一九五七年(月曜・木曜講義);“自然”の概念(つづき)—動物性、人間の身体、文化への移行 一九五七‐一九五八年(水曜・木曜講義);“自然”とロゴス—人間の身体 一九五九‐一九六〇年(木曜講義))
「BOOKデータベース」 より