経済政策形成の論理と現実
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経済政策形成の論理と現実
専修大学出版局, 2020.4
- タイトル読み
-
ケイザイ セイサク ケイセイ ノ ロンリ ト ゲンジツ
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注記
出版に際して専修大学図書刊行助成(令和2年度)の援助を受けた
参考文献: p366-382
内容説明・目次
内容説明
本書は、特定の経済政策の有効性あるいは無効性についての考察を目的としてはいない。本書が目的とするものは、ある経済政策がその実現に成功あるいは失敗するメカニズムを、理論的および実証的に解明することである。
目次
- 第1部 政策形成の論理—経済政策はどのように生み出されるのか(経済政策形成の専門的文脈と社会的文脈;政策形成における既得権益と観念—「社会的認識モデル」によるその統合;経済政策論の中核と防備帯—政策生成プログラムとは何か;政策プログラムとしての古典的自由主義とケインズ主義)
- 第2部 経済政策の現実—社会はどのように選択を誤るのか(貿易をめぐる空虚な争い—1980〜90年代日米経済摩擦の批判的回顧;経済学と「国際競争主義」との対立—1960年代日本と1980〜90年代アメリカ;デフレをめぐる政策思潮の対立—昭和恐慌と平成大停滞の経験から)
- 第3部 ケインズ主義の政策戦略とその変遷(世界経済危機からみたマクロ経済学の現状;巨大な不況に対するケインズ主義の新たな対応;ケインズ主義はどのように変わっていったのか—ケインズ主義1から2へ)
「BOOKデータベース」 より