なぜいま家族のストーリーが求められるのか : 「公私混同」の時代
著者
書誌事項
なぜいま家族のストーリーが求められるのか : 「公私混同」の時代
書肆侃侃房, 2020.3
- タイトル別名
-
Why are family related stories featured so often?
なぜいま家族のストーリーが求められるのか : 公私混同の時代
- タイトル読み
-
ナゼ イマ カゾク ノ ストーリー ガ モトメラレル ノカ : コウシ コンドウ ノ ジダイ
大学図書館所蔵 全70件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
結婚・出産のご報告、パタハラ、洗濯男子、テレワーク、親バカ文化…。「私ごと」と「オフィシャルなこと」の境界線が曖昧化した「公私混同の時代」となりつつある現代。公私領域の再編に注目し、家族ブームの背景を読み解く。
内容説明・目次
内容説明
結婚・出産の「ご報告」、パタハラ、洗濯男子、テレワーク、親バカ文化…。公私領域の再編に注目し、家族ブームの背景を読み解く。
目次
- 1 「私ごと」が国民的関心事に?(「公私混同」の意味が変わった;進次郎&クリステル婚が象徴する「私ごと」の劇場化;ソーシャルメディアの普及と「ご報告」ブーム;家族を語る行為を支えるもの;「家族が大切」という意識の高まり)
- 2 家族の語られ方が2010年代に変わった(家事とCMと男と女;ぼく作る人&洗う人—料理男子、洗濯男子の登場;パパブログにみる「親バカ」文化の隆盛;誰が「父」として語っているか;「ママだけど…」という役割規範への抵抗)
- 3 エンタメコンテンツとしての家族ストーリー(家族を問い直すメディア作品への社会的な注目;ハリウッド映画の新旧のヒーロー;「父」を語る欧米文化の輸入;「ご報告」に反映された、父としてのあり方)
- 4 家族をめぐる政治・経済的な思惑とメディアの関与(家族に関する政策とメディアの連動;国家的リスクと「家族の絆」言説の強化;「イクメン」ブームを支えたもの;レジャーの流行と家族の休日の関係)
- 5 “公”“私”の揺らぎと家族の変容(浸食し合う“公”“私”の境界線;家事や育児は押し付け合うものなのか;「家族の絆」言説の過熱化とその弊害;家族のストーリーが求められる理由)
「BOOKデータベース」 より