財閥の時代
Author(s)
Bibliographic Information
財閥の時代
(角川文庫, 22106)
KADOKAWA, 2020.3
- Other Title
-
角川ソフィア文庫
- Title Transcription
-
ザイバツ ノ ジダイ
Available at / 24 libraries
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Note
「財閥の時代 : 日本型企業の源流をさぐる」(新曜社 1995年刊)を加筆・修正
その他のタイトルはブックジャケットによる
ブックジャケットに「角川ソフィア文庫 I-154-1」の表示あり
参考文献: p377-381
Description and Table of Contents
Description
今なお、陰に陽に存在感を発揮し続ける企業集団・財閥。類まれなる勢力を誇る一方で、その背景には、黎明期の資金調達をめぐる苦闘やオーナー一家と経営陣の軋轢、時の政府・諸外国との丁々発止など、現代のビジネスにも通ずる奮闘があった。「家業」から出発して多角化を進め、独自の組織を作り上げた「日本型企業の源流」は、激動の近現代をどのように歩んできたのか。知られざる軌跡に、日本経済史の権威が鋭く迫る。
Table of Contents
- 幕末維新の危機—富豪たちの明治維新
- 政商の誕生—政府が生むビジネス・チャンス
- 政商の資金源—事業と資金の出会い
- 政商からの脱皮—多角化への挑戦
- 家政改革と家憲—総有制の知恵
- コンツェルン化と持株会社—巨大化する組織の整備
- 専門経営者の登場—現場の知恵と現場の管理
- 商社ブームと破綻—「大正バブル」のバランスシート
- 鈴木商店の挫折—借入依存と組織改革の欠如
- 三大財閥の覇権—持株会社支配のネットワーク
- 恐慌とドル買い—財閥批判の背景
- 財閥の転向—改革のポーズと内部資本市場
- 戦時態勢と財閥—優先された出資者利害
- 財閥解体—追求された戦争責任
- 企業集団と財閥—三等重役と株式持合い
by "BOOK database"